「お前はこっち」 強く腕を引っ張られて階段を降りた 「ちょっと、大航のところにいさせてよ」 「お前が行ったところでどうにもできないだろ、あつらふたりは以前付き合ってたんだよ。より戻したんじゃね?」 「嘘よ!りん先輩、嘘ばっかりつく」 そう言うときゅうりやら茄子やら夏野菜を投げつけられた 「もうちょっと!食べものを粗末にしないでよ」 「それで晩飯つくるぞ」