そこには着衣が乱れたまい子が大航の上に乗っかって横たわっているのだった 大航は荒く息をしている 「琴美ちゃん、わたし大航くんと繋がっちゃった」 ハンカチを差し出してくれたあの出会った時と同じ笑顔でそう言うのだ ただ違うのは顔が火照っていて異様に色っぽいのだ 「いやぁぁあ!何してんのよ!?たい君から離れてよ」 大航に近寄ろうとしたわたしを引き止めたのは一倫だった