「わたし、大航くんの傍にいるからふたりは散歩でもしてきて」 「え…でも……」 「そうだな、しばらく大航の体調をみよう。ここで何もしないよりか気分転換に散歩でもしてこよう、琴美ちゃん」 わたしはまい子と大航を残してその場から離れるのが不安だったが 何もしないでいるよりは近くを散歩したほうがいいかもしれない 「う、うん…」 仕方なく返事をした