持ってきた食料品と来る途中で買いだめしたものだけをキッチンの机に残し あとの荷物はそれぞれ二階へ運んだ 「これで一応は荷物が片付いた」 一倫がそう言うと、大航が口を開いた 「悪い、俺、下で何か飲み物持ってくる」 そう部屋を出た瞬間である ドンっ。 もの凄い音がした 何か重たいものが落ちた音がしたのである 一瞬、雷かと思ったが外は晴れている なんだろう、と思い部屋を出てみると横倒れた大航がいたのだ