抵抗があったにも関わらず、大航の言うがままにもう一度舐めとる 今度は指の付け根からゆっくり舌を這わせて唾液で絡めとった 「超心臓バクバクしてヤバいんだけど」 わたしは大航が初めてだったから、キスもおろか手を繋ぐことも何もかもが初めてでドキドキしていたのに そんな大航も自分と同じくらい興奮しているなんて嘘みたいだった その日食べたクレープの味は今までで食べたなかで一番スウィートでちょっと酸っぱくて永遠だった