「ちょっと、たい君どうしたの?」 わたしはパジャマ姿のまま飛び出していた 「え?…そう言うんだったら、もう帰るけど」 大航は肩で息を切らしながら話す 「意地悪言わないでよ!会いたかったんだから」 「そっか…」 「うん、ちょっと近所を散歩する?10時まわってるから家に上げることが出来ないよ」 「かまわないよ…」