すると、昨日の女子グループがわたしの前にやって来た
「桑原くん、植村さんにばっかり勉強教えてるんでしょー!?」
「ズルいー」
「あたしたちにも教えてよ」
「…いや、これは琴美の実力だから。俺、ほとんどサボっちゃったし」
「そうよね、あまりに桑原くんに勉強教えてもらってちゃ、自分は勉強できないわよね」
そういって女子達の視線がわたしに向かれたかと思うと
それぞれ手にしていたペットボトルの中身をわたしにふりかけた
「きゃぁぁあ!!なんなの!?」
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