「そうだね、…僕ならそんな風にはさせないよ。琴美ちゃんのこと大切にする」 「余頃くん……」 余頃の顔が少しずつズームアップされる キスされる、そんな予感がわたしを襲う 「ちょっと、ヒトの彼氏とらないでよ!」 突然、甲高い声が教室中に響き渡る