上野 唯(うえの ゆい)です!
高校1年生 8月15日生まれのA型です!
特技は裁縫とかお料理とかかなぁ
桜ヶ丘第二高等学校に入学して結構経つんだけど
昔からの友達いわゆる幼なじみ?と双子の兄がいるのでそんな新生活だぁ!とかそんな感覚は全くないまま過しています
私のお友達を紹介したいと思います!
私の双子の兄である上野 壱彦!
エリート金持ちで幼なじみの空竜寺 影也くん!
そして入学式に仲良くなった久田 優くんです!

最初の2人とは相変わらず仲良しで何でも言い合える関係です
でも優くんも優しくてとてもいい人で私の大切な友達なんです!
まぁ本編入りましょうか(笑)


5月の日曜日
「今日は楽しかったねぇ!」
今日は4人でお出かけしました!
そして今は帰りなのですが、、
「おい唯、、、お前だけだぞピンピンしてんの」
うしろから影也くんの声が聞こえてきて後ろを振り向くと
大量の袋を持った男の子3人組優くんに影也くんに壱彦がゲッソリとした顔でこちらを見ていました(笑)

「ありゃりゃ買いすぎちゃったかな?(笑)」
私が苦笑いで言うと
「(笑)じゃねぇよ!!お前いくら何でも買いすぎだぁ!荷物もたされるこっちの身にもなれボケェ!」
すごい形相で影也くんに怒鳴られてしまいました(´;ω;`)

「まぁまぁ、もうすぐ唯ちゃんたちの家つきますし(笑)」
優くんが笑いながらそういった
すると壱彦がぼそっと
「大物会社の社長の息子を荷物持ちにするとかとんでもない女だ」
と呟いた
「な、なによー!いいじゃないの!私だってちゃんと持ってるもん!ほら!
あ!ちょっと、優くん笑わないでよ!」
うしろで優くんが震えながら笑いをこらえていた
全くもう、、、




「ねぇ上野さんってさぁいつも男子とばっかいてなんかキモイよねぇ」
「それなぁ、男はべらせてるって感じ?可愛くないのにねぇ つか、ぶりっ子?(笑)」
「うち優くんのこと気になるのにあの子のせいで話しかけれないじゃんマジウザイ」
「ほんとそれあたしだって影也くんと話したいのにぃ」

クラスの女の子たちが何やら私の話をしているようだった
言いたいことあんなら言ってこればいいのに私はそう思ってた
「唯ちゃん!数学の教科書貸してくれてありがとう!助かったよ!」
A組の教室に優くんが入ってきた
「いえいえ!でも忘れ物しちゃダメだよ?」
「はーい(笑)」
そんないつものように何気ない会話のあとチャイムが鳴り優くんは教室へと戻っていった


「男たらし」

どこからかそんな声が聞こえクスクスと笑い声が聞こえた
気にしない気にしない
私はあの3人とはただの友達だもん
そう思いながらも少し頭では少しもやもやするものがあった

キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴りお昼休みになった
「ねぇ上野さんちょっといい?」
クラスのリーダー的存在の女の子から声がかけられた
「え、でもこれからご飯が、、」
「いいから来て」
彼女に強引に連れていかれた


「あのさ、あんたの男に対してぶりっ子してんのマジ目障りなんだけどやめてくんない?あと、影也くんも壱彦くんも優くんもモテてるの知らないの?なんの感情もないくせにベタベタしないでくんない?
あの3人好きな人がかわいそうじゃない」

いきなり何を言い出すのかと思えばすごいベタな事を言われてしまった

「好きなら近寄ればいいじゃん
3人とも優しいしいい人たちだから仲良くなれるよ?」

「そんなこと聞いてないわよ!話し掛けたくてもあんたが邪魔だって言ってんのよ!馬鹿なの?!」

彼女は声を荒らげて怒鳴ってきた後ろで女の子たちがそーだそーだと声を揃えていった

「意味がわからないよ
なんで私が邪魔なの?
別に私いたって話しかけられるじゃない?」

「はぁ?あんた何もわかってないのね
マジムカつく!
なんで優くんはあんたみたいな子にベタベタしてんのよ意味わかんない!」

と、彼女がいきなり手を挙げてきた

どうしよう、、叩かれる!


「いい加減にしろよ」

聞きなれた声が聞こえた