私の学生時代のクラスには人気者がいた。
朝、彼が学校に来ると男女関係なく周りに人が集まってくる。
私にはまぶしすぎるほどの笑顔でいつも周りを笑顔にしている。
私はあまり笑わない。女の子たちと群れることもない。独りでいる。
彼と私は真逆の存在といっていいほどだ。
そんな彼にある日話かけられた。

「ねぇねぇ、こんど遊ばない?」

これが彼との最初の言葉だった。


私はかわろうと思った。


彼に近づけるようにと。

彼と夫婦になった。


彼が今ではぱぱをしている。

三人で楽しい思い出を沢山作ろうね!