「私だって…今までに好きな人はいたんだよ…」
そう呟いたさゆみの声は、さっきとは裏腹に、とてもか細いものだった。
「でも…ただ、一方的に想うだけで…
何も出来なかった。
だって…私は見ての通り、見た目だってこんなだし、好きになったってどうにもならないって…諦めてばっかりだったんだ。」
「さゆみ…」
その話には、ちょっと意外な気がした。
だって、さゆみはいつも自信に溢れていて、すごく行動的だもん。
「実は、ね…高3の卒業式の時、親友に告白したら?って言われたんだ。
でも、当時の私にはそんな勇気はなかったから、想ってるだけで良いって言ったんだ。
告白したところでうまくいくはずないし…って。
そしたら、親友はこう言った。
あんたは、好きな人が出来たって、何の努力もしなけりゃ、傷付くことを恐れて告白すらしない。
結局、あんたは本気じゃないんだ、自分が一番可愛いんだ。
あんたがそんな卑怯者とは知らなかった!って、ものすごい形相で言われた。
……で、絶交されたんだ。」
「ぜ、絶交!?」
さゆみは黙ったままで頷いた。
そう呟いたさゆみの声は、さっきとは裏腹に、とてもか細いものだった。
「でも…ただ、一方的に想うだけで…
何も出来なかった。
だって…私は見ての通り、見た目だってこんなだし、好きになったってどうにもならないって…諦めてばっかりだったんだ。」
「さゆみ…」
その話には、ちょっと意外な気がした。
だって、さゆみはいつも自信に溢れていて、すごく行動的だもん。
「実は、ね…高3の卒業式の時、親友に告白したら?って言われたんだ。
でも、当時の私にはそんな勇気はなかったから、想ってるだけで良いって言ったんだ。
告白したところでうまくいくはずないし…って。
そしたら、親友はこう言った。
あんたは、好きな人が出来たって、何の努力もしなけりゃ、傷付くことを恐れて告白すらしない。
結局、あんたは本気じゃないんだ、自分が一番可愛いんだ。
あんたがそんな卑怯者とは知らなかった!って、ものすごい形相で言われた。
……で、絶交されたんだ。」
「ぜ、絶交!?」
さゆみは黙ったままで頷いた。



