「エミリー…実はね…」
トイレに向かう道すがら、私はさっきの女の子が怖い顔をしてたことを話した。
「……もちろん、知ってたよ。」
「し、知ってたって…
だったら、なんであんなこと言ったの?」
「知ってるから言ったんだよ。
あの子…きっとキースさんのファンだって思ったから、わざと言ったんだ。
言ってみれば宣戦布告みたいなもんだよ。」
「そ、そんな……」
さゆみは、そんな物騒なことを言ってフフフと笑ってる。
「そんな挑発的なことして、これ以上なにかされたらどうするの!?」
「上等じゃない!
かかって来~い!だ。」
「もう~…何、むちゃくちゃなこと言ってんのよ…」
「璃愛…あんたも根性据えなきゃ…」
「え?」
さゆみは、すっごく熱い眼差しで私をみつめた。
「ねぇ…あんた、考えたことないの?
バンドマンの彼女になって、あんなに格好良くて、ファンがいっぱいいる素敵な人を独り占めするって、一体、どんな気持ちだろうって…
きっと、最高に気分の良いことだと思わない?」
「え…」
そんな想像はしたことはないけど…でも、ママと瑠威を見てたら、なんとなくわかるような気はする。
新婚旅行に行った時も、やっぱり瑠威はすごく目立ってて…
ライブの時みたいにメイクもしてなきゃ、長い髪のかつらをかぶってなくても、それでもオーラみたいなものは普通の人とは全然違ってて…若い女の子にはよく見られた。
そんな旦那様と一緒に歩くママは、きっとすごく誇らしい気分だと思うよ。
こんなに素敵な人を射止めたってことは、自分の自信にも繋がるだろうし…
トイレに向かう道すがら、私はさっきの女の子が怖い顔をしてたことを話した。
「……もちろん、知ってたよ。」
「し、知ってたって…
だったら、なんであんなこと言ったの?」
「知ってるから言ったんだよ。
あの子…きっとキースさんのファンだって思ったから、わざと言ったんだ。
言ってみれば宣戦布告みたいなもんだよ。」
「そ、そんな……」
さゆみは、そんな物騒なことを言ってフフフと笑ってる。
「そんな挑発的なことして、これ以上なにかされたらどうするの!?」
「上等じゃない!
かかって来~い!だ。」
「もう~…何、むちゃくちゃなこと言ってんのよ…」
「璃愛…あんたも根性据えなきゃ…」
「え?」
さゆみは、すっごく熱い眼差しで私をみつめた。
「ねぇ…あんた、考えたことないの?
バンドマンの彼女になって、あんなに格好良くて、ファンがいっぱいいる素敵な人を独り占めするって、一体、どんな気持ちだろうって…
きっと、最高に気分の良いことだと思わない?」
「え…」
そんな想像はしたことはないけど…でも、ママと瑠威を見てたら、なんとなくわかるような気はする。
新婚旅行に行った時も、やっぱり瑠威はすごく目立ってて…
ライブの時みたいにメイクもしてなきゃ、長い髪のかつらをかぶってなくても、それでもオーラみたいなものは普通の人とは全然違ってて…若い女の子にはよく見られた。
そんな旦那様と一緒に歩くママは、きっとすごく誇らしい気分だと思うよ。
こんなに素敵な人を射止めたってことは、自分の自信にも繋がるだろうし…



