「だから、俺は何も言わなかった。
俺に向かって言われたことじゃなかったから。
でも、ファンでいてくれることはすごく嬉しいし、さゆみと一緒に行動しているうちに、良い子だと思うようにもなった。
今では本当に友達っていうか、妹みたいな気持ちだ。」
「そ、そうなんですか…で、でも、きっとさゆみはリクさんのこと、恋愛感情で好きなんだと思います。」
「本人が気付いてるかどうかはわからないけど…さゆみが好きなのは、CLOWNのヴォーカリストとしての俺だ。」
「どうしてそう思うんですか?」
「さゆみが俺に本気だって言った時…あの時はまだ一緒に行動することもなかった。
出待ちや打ち上げで、一言、二言、話しただけだ。
そんな状態で、素の俺のことなんかわかるか?
だから、さゆみが好きになったのは、CLOWNの俺なんだよ。」
なんだろう…そう言った時のリクさん…なんだかとっても切ない顔に見えた。
「誰かを好きになる時、最初はだいたい見た目や雰囲気からだよな。
俺も、最初はお前の見た目や雰囲気で気になった。」
「う、嘘!ファンの子の中には可愛い子はたくさんいるのに…どうして私なんか…」
「俺、趣味悪いんだ。」
リクさんは、私がびっくりしてるのを見て、肩を揺らした。
「冗談だって。
ま、確かにお前は特別綺麗ってわけじゃないけど、愛嬌のある顔してるじゃないか。
俺は、可愛いと思うぜ。」
真面目な顔でそんなことを言われて、私はどう返して良いのかわからず、ただ黙って俯く。
俺に向かって言われたことじゃなかったから。
でも、ファンでいてくれることはすごく嬉しいし、さゆみと一緒に行動しているうちに、良い子だと思うようにもなった。
今では本当に友達っていうか、妹みたいな気持ちだ。」
「そ、そうなんですか…で、でも、きっとさゆみはリクさんのこと、恋愛感情で好きなんだと思います。」
「本人が気付いてるかどうかはわからないけど…さゆみが好きなのは、CLOWNのヴォーカリストとしての俺だ。」
「どうしてそう思うんですか?」
「さゆみが俺に本気だって言った時…あの時はまだ一緒に行動することもなかった。
出待ちや打ち上げで、一言、二言、話しただけだ。
そんな状態で、素の俺のことなんかわかるか?
だから、さゆみが好きになったのは、CLOWNの俺なんだよ。」
なんだろう…そう言った時のリクさん…なんだかとっても切ない顔に見えた。
「誰かを好きになる時、最初はだいたい見た目や雰囲気からだよな。
俺も、最初はお前の見た目や雰囲気で気になった。」
「う、嘘!ファンの子の中には可愛い子はたくさんいるのに…どうして私なんか…」
「俺、趣味悪いんだ。」
リクさんは、私がびっくりしてるのを見て、肩を揺らした。
「冗談だって。
ま、確かにお前は特別綺麗ってわけじゃないけど、愛嬌のある顔してるじゃないか。
俺は、可愛いと思うぜ。」
真面目な顔でそんなことを言われて、私はどう返して良いのかわからず、ただ黙って俯く。



