「そんなことより…どうですか?
動きにくいことはありませんか?」
「え?うん…大丈夫そうだ。」
そう言いながら、リクさんは腕を回す。
「そんなんじゃわからんやろ。
リク…一曲、いつもみたいに歌うてみいな。
そしたら、動きやすいかどうかはっきりわかるやろ?」
「え…そんな急に…」
「急にて、おまえ、ヴォーカリストなんやから歌えるやろ。
僕も隣でエアギターしたるから。
えっと…何にしよかなぁ…」
キースさんは、まだ決断していなさそうなリクさんを無視して、曲を選び始めた。
「よっしゃ!ほな、行くで~!」
激しいギターのイントロに合わせて、キースさんがエアギターを始めた。
リクさんはそれを見ながら、苦笑して…
映し出されたタイトルは英語。
きっと、有名な外国のバンドの曲なんだろうね。
「仕方ねぇな…じゃあ、行くぜーーー!」
リクさんのカラオケボックスには不似合いな声量が響き渡り、激しく頭を振り始めた。
スイッチが入ったみたいだ。
なんだか、こっちも身体が熱くなってくる。
ふと見れば、さゆみもリズムに合わせて身体を揺らしてた。
聞いたことはない曲だけど、私も思わず身体が動き出すのを感じた。
ここは、さながらライブハウス…しかも、私とさゆみだけの…
なんて、贅沢…!
なんて、幸せなんだろう!
シャウトするリクさん…キースさんの手にはあるはずのないギターが見えるような気がした。
私達も拳を振り上げ、飛び跳ねて、湧き上がる音の洪水に身を任せた。
動きにくいことはありませんか?」
「え?うん…大丈夫そうだ。」
そう言いながら、リクさんは腕を回す。
「そんなんじゃわからんやろ。
リク…一曲、いつもみたいに歌うてみいな。
そしたら、動きやすいかどうかはっきりわかるやろ?」
「え…そんな急に…」
「急にて、おまえ、ヴォーカリストなんやから歌えるやろ。
僕も隣でエアギターしたるから。
えっと…何にしよかなぁ…」
キースさんは、まだ決断していなさそうなリクさんを無視して、曲を選び始めた。
「よっしゃ!ほな、行くで~!」
激しいギターのイントロに合わせて、キースさんがエアギターを始めた。
リクさんはそれを見ながら、苦笑して…
映し出されたタイトルは英語。
きっと、有名な外国のバンドの曲なんだろうね。
「仕方ねぇな…じゃあ、行くぜーーー!」
リクさんのカラオケボックスには不似合いな声量が響き渡り、激しく頭を振り始めた。
スイッチが入ったみたいだ。
なんだか、こっちも身体が熱くなってくる。
ふと見れば、さゆみもリズムに合わせて身体を揺らしてた。
聞いたことはない曲だけど、私も思わず身体が動き出すのを感じた。
ここは、さながらライブハウス…しかも、私とさゆみだけの…
なんて、贅沢…!
なんて、幸せなんだろう!
シャウトするリクさん…キースさんの手にはあるはずのないギターが見えるような気がした。
私達も拳を振り上げ、飛び跳ねて、湧き上がる音の洪水に身を任せた。



