愛しのカレはV(ヴィジュアル)系

「本日は、フリードリンク、フリーフードとなっております。」

なにかおいしそうなにおいがするなって思ったら、奥の方に様々は料理が並べられていた。



「あ、何か食べるもの取ってきましょうか?」

「後で行くから良いよ。それより喉が渇いたよね。」

ちょっと気まずいけど…私達は、キラさん達の取ってくれてた席に座った。



「あそこ、食べ物だけだよね。飲み物はどこなんだろうね?」

「あ、オーダー取りに来るみたいだよ。」



やっぱり気まずい。
キラさんとハルさんを前にすると、何もしゃべれなくなってしまう。
きっと、さっきのこと怒ってるよね?
でも、そしたらなんで席を取っててくれたんだろう?
並んでる間は私達を探す素振りもなくて、後ろを振り向くこともなかったのに…
それに今だって、二人でしゃべるばかりで、私達には何も話しかけて来ない。
いやだな…この雰囲気…
でも、呼ばれてしまった以上、無視は出来ないから仕方ないよね…



しばらくすると、お店の人がオーダーを取りに来た。
この間みたいなことになったら大変だから、今夜はソフトドリンクにしとかなきゃ。
注文を済ませ、私はさゆみと食べるものを見に行った。