*
「おいしかったね。」
「うん…ごめんね。
奢ってもらっちゃって…本当は私が奢らなきゃいけないのに。」
さゆみの申し訳なさそうな顔を見ると、なんだか胸が痛む。
「そんなことないよ。
さゆみにはいつもお世話になってるし。
その割にはたいしたもんじゃなかったけど…」
「ありがとう。今日は素直にご馳走になっとくね。
……ね、今日の部活だけど…」
「ごめん!今日、ママに用事頼まれてて…そろそろ帰らなきゃならないんだ。」
「そうなんだ…じゃあ、バイトも行かないの?」
「うん…」
「そっか…じゃあ、気を付けてね。」
お互いに手を振って、私達は別れた。
ママに用事を頼まれたなんて嘘。
おいしいもの食べたら少しは元気が出るかなって思ったけど、全然だめだった。
なんかますます気持ちが沈んでしまって…
これ以上、空元気を出すのは無理そうだったから、私はそんな嘘を吐いた。
さゆみはカンが良いから、もしかしたら嘘だってことも見破られてるかもしれないけど…
(本当にメンタル弱いな…)
弱虫の自分自身にますます自己嫌悪…
電車に乗って、ぼんやりと外を見てた時…私はスマホの電源を切ってたことに気が付いた。
さゆみからLINEが入るかもしれない。
そう思って電源を入れたら、案の定、すぐにLINEの着信があった。
「おいしかったね。」
「うん…ごめんね。
奢ってもらっちゃって…本当は私が奢らなきゃいけないのに。」
さゆみの申し訳なさそうな顔を見ると、なんだか胸が痛む。
「そんなことないよ。
さゆみにはいつもお世話になってるし。
その割にはたいしたもんじゃなかったけど…」
「ありがとう。今日は素直にご馳走になっとくね。
……ね、今日の部活だけど…」
「ごめん!今日、ママに用事頼まれてて…そろそろ帰らなきゃならないんだ。」
「そうなんだ…じゃあ、バイトも行かないの?」
「うん…」
「そっか…じゃあ、気を付けてね。」
お互いに手を振って、私達は別れた。
ママに用事を頼まれたなんて嘘。
おいしいもの食べたら少しは元気が出るかなって思ったけど、全然だめだった。
なんかますます気持ちが沈んでしまって…
これ以上、空元気を出すのは無理そうだったから、私はそんな嘘を吐いた。
さゆみはカンが良いから、もしかしたら嘘だってことも見破られてるかもしれないけど…
(本当にメンタル弱いな…)
弱虫の自分自身にますます自己嫌悪…
電車に乗って、ぼんやりと外を見てた時…私はスマホの電源を切ってたことに気が付いた。
さゆみからLINEが入るかもしれない。
そう思って電源を入れたら、案の定、すぐにLINEの着信があった。



