「じゃあ、お願いしよう…かな…」
宙人のお父さんも、優しく微笑んだ。
やっぱり、宙人に似てるな。
さすが親子!
「はい!任せてください!」
あたしは、思いっきり笑った。
そのあと、お父さんは
仕事に戻ると、病院を後にした。
「ところで、お母さんは
いつ退院するの?」
「1週間後に、退院する予定だ」
「じゃあ、それまで
宙人の家に、お手伝いいくよ!」
「え?1週間も?」
「うん!
あたし、部活入ってないし
あたしの家のことは
全部、お兄ちゃんとパパが
やってくれてるから
なにもやることないの!
それに、美月ちゃんとも
いっぱいあそびたいし!」

