大好きなキミへ。


「美桜、急げ!

あと、3分で8時だぞ!」



慌てて、3階から降りてきた


お兄ちゃんに、言われて


時計を見たら、7時57分。


急がないと!


あたしは、アップルティーを


コップに残ってたのを
全部飲んで、食器を下げた。



あたしは、ブレザーを着て


カバンを持って


リビングの隣の和室に入った。


そこには、ママの仏壇と写真がある。


あたしは、そこの前で
手を合わせた。


ママ。あたしももう高校生だよ。

また帰ってきたら、報告するね。



それじゃあ。行ってきます!