大好きなキミへ。



もう瑠奈ちゃんは、ほんとに美人で。


前髪のない、黒のセミロングが


よく似合ってる。


背が高くって、大人っぽくて、頭もいい。


いつも元気で明るくて、天真爛漫。


今は、アメリカに留学して


来年には、こっちに帰ってくる予定。



でも、ほぼ毎日電話してるみたい。



「お兄ちゃん、遠恋って
寂しくならないの?」


あたしは、ソファにカバンを置いた。



「そりゃ寂しいけど

同じ空の下にいるってことを

考えれば、寂しさはなくなるかな」


「おぉー、お兄ちゃん。
今、名言言ったね」



あたしは、パチパチと軽く拍手した。



「こんなのありきたりな名言だろ」


呆れたように、笑うお兄ちゃん。


まぁ、言われてみればそうだな。



なんか、よくドラマとかでも
言ってる気がする。



「あ、あたし、ママに1日報告しなきゃ!」


あたしは、和室に入った。


ママ。今日はね。
宙人との、2年記念日だったんだ。


あたし、すっかり忘れちゃってたんだ。
ダメだよね。


そのあと、宙人との海のことを
話して、和室から出た。