「美桜、顔真っ赤だぞ?」
宙人が、あたしを、からかうように
頬を、ツンツンしてくる。
そのとき。
「そこの1年!イチャイチャするな!」
え?、と思って、後ろを振り返った。
そこに立っていたのは
「葉太先輩!」
そう言ったのは、あたしじゃなくて
宙人。
そっか。宙人の部活の先輩だよね。
「誰かと思ったら
宙人と美桜ちゃんじゃん!
付き合ってんの?」
「はい、そうですよ」
「まじか!いつから!?」
「中二の時からです」
宙人は、先輩の質問に
たんたんと答える。
隣にいる、あたしはなんとなく居づらい。
「ながいねー。
そろそろ、飽きてくる頃じゃない?」
「そんなことないです!
宙人に、飽きるなんて絶対ないです!」
その質問だけは、あたしが答えた。
だって。
あたし、宙人のこと大好きだもん。
飽きるなんて。ないもん。

