あたしと、2歳しか変わんないのに
お兄ちゃんは
パパと同じくらい頼りになる。
そのあと、パパが帰ってきて
3人で、ご飯を食べた。
「美桜、高校はどうだ?」
「友達もできたし、すごい楽しいよ!」
「そっか。よかったな。
でも、ちゃんと勉強もするんだぞ?」
「わかってるって!」
お兄ちゃんの作ったオムライス。
やっぱり美味しい!
「テスト3日前になって
わかんないーって俺に泣きつくなよ?」
「わ、わかってる!」
実は、去年の学期末テストのときに
三日前くらいになって
かだいをやってないことに、気づいて
お兄ちゃんに、泣きながら
お願いしたことがあった。
「あと、明日はちゃんと起きろよ」
「はい、はい!
ごちそうさまでした!」
あたしは、食器をさげて
お風呂に入った。
出た後に、洗い物をしていた
お兄ちゃんを手伝って
終わったあとに、部屋に戻ったら
いつの間にか寝ていた。