大好きなキミへ。


あたしは、瑠奈ちゃんと一緒に家を出た。


「あ、パパに言っていかなきゃ!」


「それは、大丈夫!


さっき挨拶した時に、出かけるって


言っておいたから!」


「さすが瑠奈ちゃん!」


瑠奈ちゃんは、うふふ、と笑って


早く行こうと、あたしを手をとった。



駅まで歩いて、改札に行こうとしたら



「ねぇ。君たちかわいいね?」


「どっか遊びいかね?」


男の2人組に、話しかけられた。


やばい。ナンパだ。


瑠奈ちゃん、かわいいからな…。



「ごめんなさいね。


お相手できなくて」


と、瑠奈ちゃんは右手を男の人達の前に


差し出した。



「んだよ。彼氏いんなら

先に言えよ」


と、男達はぶつぶつ文句を言いながら


どこかに行った。


てか、さっきの…。


「瑠奈ちゃん!あたしにも右手見せて!」


「え?いいよー」


薬指に、指輪がはめられていた。