そのあとも、ガールズトークは
止まらなく続き
気づけば、舞が1番に寝ていた。
「美桜、今何時?」
「2時だよ」
「もうそんな時間か。
今日、出かけるし
私たちもそろそろ寝よっか」
「うん、そうだね」
「舞、結構無理してそうだから
出かけた時に、私たちで
もっと元気づけてあげよう」
凛果は、舞にそっと毛布をかけた。
舞と凛果は、幼なじみなんだよね…。
やっぱり元気ないことくらい
様子見ればわかるよね。
あたしでも、わかるくらい
舞、元気なかったし…。
彼氏のこと、気にしてるんだよね。
「うん!
思いっきりあそぼ!」
あたしに、今できることは
舞を、元気にすることしかない。
そして、あたしと凛果も
布団に入り、いつの間にか寝ていた。