オレンジ色の約束



みっちゃんたちが無視した理由はこれか!


怖い!


「浅倉くんっ!こ、怖い!」


浅倉くんに助けを求めた私。


すると浅倉くんは、さすが男の子という感じで私の肩を抱き、こう言った。


「大丈夫。俺も怖いけど、早く一緒に脱出しよう。」


浅倉くんは、私の目を片手で覆った。


私がお化けを見ないようにしてくれているのか。


「ありがとう。あさく・・・きゃっ」


“浅倉くん”と言おうとしたら、誰かが私の腕を引っ張り、浅倉くんと体が離れた。


「正樹はいい。」


この声は、桜木くん。


あれ?ちょっと待って。


今の状況・・・


桜木くんの肩に、私のおデコが触れている。


・・・つまり、私の体と桜木くんの体が密着している!!


私の心臓は、驚かされた時よりも速くなった。