オレンジ色の約束



それからも次々とお化けが出てくる。


「うぅ・・・うぅ・・・」


悲鳴を上げながらも歩いていると、女の子の泣き声が聞こえてきた。


その女の子はうずくまって肩を震わしている。


私はその子に声をかけた。


何故かみっちゃんと桜木くんは無視していたけど。


「あの・・・大丈夫ですか?」


その理由は、すぐに知ることになる。


「うぅ・・・助けて・・・。私────顔がないの」


そう言って私と目を合わせ・・・いや、目なんてない!!


「キャーッ!!!」


ものすごく驚いた私は、つい浅倉くんの腕に抱きついた。