オレンジ色の約束



「ねーねー、夏美の一口頂戴!」


隣に座っていたみっちゃんが私に向かって大きく口を開いた。


私は笑いながら自分のアイスをスプーンで一すくいし、大きな口に運んだ。


「んー!美味しー!あたしのもあげる!」


みっちゃんは、そう言って私の口元に自分のアイスを持ってきた。


私はそれをパクッと食べる。


お、美味しい!


みっちゃんが買ったのは私が迷っていたチョコレートアイス。


こっちもすごく美味しい!


その様子を見ていた浅倉くんが、こう言った。


「女子って関節キスとか気にならないの?」


浅倉くんのその言葉に、キョトンとするみっちゃん。


「男の子とだったらものすごく気になるよ!でも女の子とだったら平気」


私はみっちゃんの代わりに答えた。


その答えに「ふーん」と言ってアイスを一口食べた浅倉くん。