オレンジ色の約束




順調に絵を描き進めていると、突然大きな風がやってきた。


その風は手加減なく、私の体に吹きつけられた。


「わっ!」


それに驚いた私は、思わず手を滑らせ、スケッチブックを窓の外に放り出してしまった。


しかも風が大きかったせいで、どこに飛んでしまったのかわからない。


大事なスケッチブックなのに、なくしてしまうなんて。


早く取りに行かなきゃ。


私は思い切り走って1階に駆け下り、下駄箱から靴を出して適当にそれに私の足を入れた。


そしてもう一度走り出す。