オレンジ色の約束



ハルの腕が、私の肩と私の膝裏に・・・。


これってまさか・・・。


お姫様抱っこ・・・!


今、ハルが私をお姫様抱っこしてるの?


その瞬間、グラウンドにいた生徒のほとんどが騒ぎ始めた。


「キャー!!」


女子生徒は悲鳴を上げて、


「かっけー!!」


男子生徒はそんな声を上げている。


「は、ハル!お、おろして!重たいよ・・・」


「歩けないだろ?それに、重たくないよ。軽い。」


私はバタバタするけど、ハルはどこかに向かって歩く。


バタバタしてたらハルに迷惑かかってしまうよね。


そう考えた私は、恥ずかしさに耐えてじっとした。