オレンジ色の約束




そして次は私の番。


借り物競争だ。


借り物競争は、女の子の方が先だ。


私は入場門のところに行き、並び始めた。


「夏美ちゃん!頑張ろうね!」


並んでいる途中、後ろからクラスの女の子が声をかけてくれた。


「うん!頑張ろう!」


ドキドキしてきた。


何が出るんだろう。


楽しみだなぁ。





それから数分後。


私の番が来た。


『よーい。ドン!』


さっきと同じ先生の声で、一斉に走り始める。


応援席から、


「夏美ー!!」


「夏美頑張れ!!」


みっちゃんたちの応援の声が聞こえてきた。


そして私は紙を引いた。


そこに書いてあったのは・・・


『メガネをかけている人』


つい笑ってしまった。