しばらくすると、みっちゃんたちが入場してきた。
みっちゃんは、緊張の表情も見せないで、堂々と歩いている。
みっちゃん、この日のためにたくさん練習したもんね。
毎朝3キロも走って、毎日筋トレして。
本当にすごく頑張っていた。
その努力、必ず報われるはずだよ!
そして、みっちゃんの番がやってきた。
『よーい・・・ドン!』
その合図で、みっちゃんたちが走り出した。
─────え?
なんで?
今私が見ているみっちゃんは、5人の女の子たちの後ろを走っている。
・・・つまり、一番うしろ。
みっちゃん・・・どうしたの?
あんなに頑張ってたはずなのに。
「夏美・・・ごめんね。」
それからしばらくして、みっちゃんが戻ってきた。
みっちゃんは、すごく悔しそう。
すると、清水くんが突然・・・
「森中!ちょっと足見せて」
そう言ってみっちゃんに近づいた。
「えっ、なんで!?」
みっちゃんは突然のことに驚いている。
「いいから!」
「嫌だ!」
「早く!」
「嫌っ!」
清水くんもみっちゃんも全く引かない。
・・・みっちゃん、どうしたの?
足に何かあったの?
