学校という名の王国。

9月20日

今日は飯倉さんがまだ来てない。
不登校になってしまったのかな。
「今日飯倉来るの遅くない?」

「どうしたんだろー」

「あいつが来ねーとつまんねー。」

かんな達は奴隷がいないのでものすごく不機嫌な顔をしている。

「飯倉さん不登校になっちゃったのかな。」
あかりが言う。

「わかんない。」
不登校なのだろうか。
とりあえず今日1日はかんな達の気に触れないように注意して行動しなければ。

「席につけー。飯倉は今日休みだそうだ。」
担任が入ってくると同時に、みんなは急いで席につく。
飯倉さんが休みと聞いて、かんなは先生には聞こえないように小さく舌打ちをした。

お昼休みになると私とあかりは、購買に行き、パンを買う。
私はメロンパンで、あかりはカレーパン。
ここの購買のパンはとてもおいしい。
私達はいつものように屋上に行き、パンを頬張る。
「それにしても飯倉さんほんとにどうしたんだろ。」
不登校だったらどーしよっか。
と、苦笑しながら言うあかりにたいし私は「大丈夫だと思う。」と返した。

今日は特になにもなかったけど、次は飯倉さんはどのようにいじめられるのだろうか。

そして、家に帰ると弟のゆうたが出迎えてくれた。
晩御飯を食べ、お風呂をすまし、勉強をしていたらいつの間にか寝てしまってたみたいだ。