今、2つの色で



ポタ、ポタと。


便箋を、あたしの涙が濡らした。


それは。


不器用な逢坂が一生懸命に書いてくれた、あたしへのメッセージ。


どうしようもないくらい苦しくなって、あたしは便箋を抱きしめる。


目を閉じた。


それでも、目を閉じても涙が滲んでしまうほど、涙はしつこくあたしの目から止まらなく溢れて。


どれだけ泣いても、涙は枯れなかった。