「幼い頃からずっとそばにいてくれた、凛夏ちゃんの幸せなの」 ――涙でぐしゃぐしゃになった顔で、頷いた。 未亜はいつだって、目立ちすぎずにこっそりあたしの恋を応援してくれていて。 どんな形の恋愛だって、心配しつつも支えてくれていたんだ。 未亜は、誰よりも一番あたしのことを分かってくれていたんだ―― 「綺麗事に聞こえるかもしれないけど…あの子にとっては本当に凛夏ちゃんだけが生きる希望なの…だから凛夏ちゃん…しっかり幸せになって」 ――走り出した。