今、2つの色で



「り…ん…か…」


小さな声で。


いや、それは声というよりも…呼吸に近くて。


ハッキリしたものではなかったけど、しっかりと聞き取れた。


未亜のその目は、半分しか開いていない。


「未亜っ…未亜、」


あたしは未亜の手を握って、涙をこらえる。


未亜の苦しそうな姿。


あたしを見つめる瞳。