今、2つの色で



何も悪いことなんてしていないのに。


ただの妬みっていうバカバカしい理由で、未亜はボロボロに傷つけられた。


そんな中。


「未亜っ」


部屋の隅でうずくまる未亜に、いつでも手を差し出してきたのはあたしだった。


「一緒に遊ぼっ」


あたしが笑うと、未亜は涙を拭いて笑った。


その笑顔が嬉しくて。


繋いだ手は絶対に離さなかった。