外は寒かった。 登校中はいつも穏やかに見える、この道。 真っ直ぐで純粋な、この白い雪も。 今はあたしに恐怖と不安しか与えない。 何も考えず、ただ走ることしかできない。 「未亜…っ」 未亜に何があったのか分からないし、冷静になって考えることもできない。 ただ未亜に今すぐに会いたいという想いだけ。