「未亜ちゃんが…未亜ちゃんが倒れたって!!!」 ――ピーポー…ピーポー… あたしの頭の中をよぎったのは、そんなサイレンの音。 実際に外で鳴っているのか、あたしの頭の中でだけ鳴っているのか分からなくて。 大きな恐怖が押し寄せてくる。 「未…亜…」 時刻は、8時。