「ハイハイ」 逢坂はいつものようにテキトーに教師に返事をすると、あたしの手をギュッと握って歩き出した。 「わ、逢坂」 何も言わず手を握ったまま先に歩き出した逢坂に連れられて、あたしもその後ろを歩き出す。 あたしの手に感じるのは、逢坂の手の感覚。 大きくて骨ばったその手に包まれて、あたしは何故か急に恥ずかしくなって目をそらす。 改めて手を繋いで歩くのって…。 なんか本当にカップルみたいで…なんか恥ずかしいんですけど…!!! もう本当のカップルなんだろうけど。