「未亜ちゃん」 凛夏の試合を見終えて、次の試合を見ていた私。 そんな私にそう声をかけたのは、駿くんだった。 ジャージを着ているはずなのに、イケメン駿くんが着ると…キラキラなオーラが放たれていて、その服は全くジャージだとは思えない程。 着崩さず、でも少しだけカジュアルなその着こなしが、どことなく駿くんのファッションスタイルっぽいかな。 「駿くん、凛夏なら飲み物買いに行ったよ」 私は体育座りをしたまま、駿くんを見上げてそう言う。 駿くんはそんな私を見ると、笑って首を振った。