少しだけ強気になれたあたしは白石さんを見て笑うと、そんなあたしに白石さんも笑顔を返して…自分のクラスの友達がいるほうへ戻っていった。
もしかして白石さん、わざわざあたしに今日の姿をアピールしにきたのかな?
やっぱりあたしも負けてられないっ!
ひとりで盛り上がっているあたしを、隣の未亜が楽しそうに笑って見ていた。
そうしているうちに、あたしのクラスの試合が始まる声がかかる。
「女子バレー、出場する生徒は集まってくださーい」
女教師のその声であたしは立ち上がって、少し緩んでいたハチマキをきつく締めて。
「行ってくる!」
未亜が見送ってくれる中、あたしが笑顔でコートへ向かった。

