今、2つの色で



っていうか。


「逢坂!!!いつから後ろにいたの?!」


「え、今来た」


よかった…。


あたしと駿の会話を聞かれていたら、あたしは明日スポーツ大会に出る意味が半分…いや全部無くなるところだったよ。


隣で駿が優しい表情で、そんなあたしを見ているのが分かって。


あたしはそれに気がついて、そっと微笑み返した。


「イチャつくなってウザったいな」


逢坂がそんなあたしたちを見て嫌そうにすると、いつの間にか到着していた委員会の教室に先に入っていく。


あたしと駿は、何か誤解をしたままの逢坂が面白くて。


そっと、顔を見合わせて笑った。