え?! 「ちょっ…それ何かの間違いですきっと!!」 未亜の言葉を聞いて一拍経ってからやっとその意味を理解したあたしは、また慌てた。 だけど未亜は楽しそうに笑ってあたしを見たままで、何も言ってくれない。 「ちょっと未亜ぁ…」 まさか、そんなはずない。 ちゃんと駿のこと好きだなぁって、昨日だってちゃんと思ってたし。 頭を撫でられたり抱きしめられたりするのだって、ドキドキした。 だからあたしは、駿が好き。