「ぼーっとしすぎだよ、じゃあ宿泊研修の時に行く場所についてもう一回説明するよ?」 この日は宿泊研修の行動予定を話し合う日で、楠森と東条が率先して俺たち4人をまとめていた。 東条に注意された俺は、また話を聞き始める。 ――だけど不思議と、話が頭に入ってこなかった。 俺は一生懸命説明をはじめた、東条を見てみる。 東条ってなんでこんなに、普通に話しかけてくんの? 普通の女子は俺みたいなやつ、嫌うはずなんだけど。