あたしの涙に真っ先に気がついてくれるのは、ほかの誰でもない未亜で。 あたしはたくさん未亜に救われてきた。 「ちょっと~、また駿くん?」 あたしが歩き出すと未亜は、まるで小さな子猫のようにあたしのあとを付いてきて、またあたしの隣を歩き始める。 「ん~、まあそうかもね?」 あたしは笑いながら、歩き続けた。 「も~!なんなのっ駿くんは!凛夏をこんなに苦しめて~!許さないもんっ」