知り合い、なんだよね? だったら駿もきっと驚いているはず。 あたしは髪の毛の隙間から視線だけを動かして、隣の駿のほうを見る。 駿はまだ、逢坂を見ているようだ。 そしてこの髪の毛の隙間からはよく見えないけど。 何か、睨んでいるようにも感じ取れた。 でもしっかり確認するのには髪の毛を避けてからじゃないとできなくて、あたしは諦めてまた視線を下げた。 逢坂の足音が動き出した音がする。