駿は成績優秀で気配りもできるし、まさに生徒の鏡。 だから担任からの信頼も厚く、過去にもいろんな仕事を任されたりしているから、きっと駿は今回も任されそうな予感がしていたのだろう。 まぁそれはもちろん、駿の表の顔なんですけど。 「代表は凛夏じゃん、頑張れ」 「はい…」 あたしたちがそれからもいくつかの会話を交わしながら歩いていると、気がつけばA組の前まで到着していた。 「失礼しま~す…」 あたしが恐る恐る教室に入ると、そこには真面目そうな生徒様たちが背筋を伸ばしてきちんと座っていた。