「お前ホームルームに寝たりするから、こういうことになるんだからな」 「え?」 担任はそう言うとまるであたしが問題の答えを解き当てたかのように、赤いチョークで黒板のその文字を囲った。 あたしは、その赤い丸の中の文字に目を凝らしてしっかりと読んだ。 「冬季スポーツ大会、実行委員…クラス代表…近藤凛夏…」 は?! 口に出して読み上げた言葉に、心の中で大声で叫びを上げたあたし。 何度目をこすって見直してみても、そこにはその文字が仲良く並んで、微笑んでいる。