――や、やってしまった…。 こうやって目を閉じているうちに寝てしまったことは今日が初めてではないけど。 だけど未亜や駿にあからさまに引かれたのははじめてかもしれない…。 あたしは手のひらで頬をペチペチと何度か叩いて、自分自身で眠気を覚ました。 あたしが頬から感じる少しの痛みに完全に目が覚めたところで、担任は黒板の方へ戻っていった。 未亜と駿、そしてほかのクラスメイトたちはまた前に向き直っていて、あたしに注がれている視線がなくなったことに落ち着いた。 のも、つかの間。