「ごめん、未亜おはよ」 考え事をしていたときに声をかけられると大声を出して驚いてしまう癖、どうにかしたいと思う。 「おはよう、なんか元気だね?」 未亜はあたしの隣を歩き出すと、口元に手を当ててクスッと笑った。 「え?あ、元気…なはずないんだけど」 意味の分からない曖昧な言葉を返したあたしに、未亜はまたあたしを見て不思議そうに首を傾げた。 そして数秒後に、何かを悟ったように目をそらす。 「…駿くんと、やっぱり何かあったの?」