「…なんかキモ」 そして何が可笑しいのか、あたしを見て嘲笑った。 む、ムカつくんですけど…!!! あたしの抵抗は全く効かないみたいで、それどころか逢坂の手のひらで転がされているような気すらする。 「ほんっとに逢坂って失礼な奴!女の子に向かってキモいとかキモいとかキモいとかなんなの?バカなの?ただのバカなんだね!」 それを聞いた逢坂は少し驚いたような表情を浮かべていて、今度はあたしがその表情を無視してそのまま走り出した。 逢坂が離れないならあたしが離れればいいことじゃん。